オロビアンコ 持ち手 コバ再生修理
今回はオロビアンコ 持ち手 コバ再生修理です。
コバとは革の切断面。
今回でいうと持ち手の芯を革で巻いて重なり合った部分です。
コバの処理をしていないと革はその部分から悪くなっていきます。
コバ処理することで革の耐水性がアップ、つまり革が長持ちします。
それと同時にコバがキレイだと、
見た目もぐんと良くなりますからね~(^^♪
今回は色つきのコバの復活修理です~。
↑劣化したコバ材を全部除去します~
↑施工前にきっちりコバ磨きをします。
少しでもお安く・・という方には
色のコーティングする前のこの段階でお渡しもできます。
でもこの部分に色があるか無いかはデザインに大きく関わるとこで
カバンの個性の一つでもあるので、出来れば同じように再生する修理をお勧めします!(^^)/
(コバ色コーティングまでの修理をしてるとこは少ないので、
カギしっぽ工房にご依頼いただくなら、せっかくなんで是非お勧め!)
はい!慎重に色を盛っていき完成です~!
ほら、絶対色付きの方がいいです(*’▽’)
今回は元の色に合わせて調色したのですが、
勿論、違う色でも可能です。
元々色の無いコバに施工する事も可能ですよ~!
オロビアンコ 持ち手 コバ再生修理(色付きコバコーティング) ¥7000でした~。
施工する長さが短ければ値段もお安くなります(コバ磨きだけなら¥2500~¥3000 です)
コバコーティングは特殊な材料を使うので、少し費用もかかりますが
今回のようにコバさえキレイにすれば新品同様になるカバン、財布は多いのです。
使いこんで風合いが出てきた革に、新品同様のコバコーティングメンテナンスをすれば
誰が見ても「おっ!」と、なんか見てしまう魅力のあるカバンになりますよ~(*´ω`)
遠方からわざわざのご来店、ありがとうございました~!