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ルイヴィトン 小銭入れ 革、ステッチ修理 メンテナンス③完結
残りステッチ部分補修と仕上げです~
ステッチしようにも土台の革がなくなっているので・・
↑移殖用に取った革の残りを使って土台を作成します。
そしてステッチ作業(元の針穴を拾うため手縫いです(‘ω’)ノ)終了~
あとは外周の黒いコーティングが固まって
ボロボロなってキレイではないので一回削って補修↓
どら焼きみたいになりましたが(笑)大丈夫です!
全体のコバ(革の端っこ)に防水処理して仕上げます。
仕上げを見る前に・・
↓改めてビフォー
↓全体仕上げて完了~です(^^)/
おばあちゃんから受け継いだ品ということで、緊張しましたが
イメージ通りに作業できました。
持ち主様にも喜んでいただけましたので良かったです(^^♪
今回の作業 ステッチ修理1か所1500円×2(両端)
ポケット革修理 5000円 合計8000円でした~。
ご依頼ありがとうございました~
PS.
遠方からの方もたくさんいてホントに感謝感謝です。
おかげ様で靴、財布、カバン修理が増えてきています。
今ならまだ短納期でいけるものもあるので
ご希望の方はなるべく早めのご依頼をおすすめします。
ご迷惑のかからぬよう、なるべく早めの仕上がりを心掛けて頑張りますので
よろしくお願いします。
ルイヴィトン 小銭入れ 革、ステッチ修理 メンテナンス②
続きです(‘ω’)ノ
↑近い風合いの革でいけるかな~考えるの図
↑前後左右からなめるように見回すの図
眺めていれば発想が湧いてくるもんです。
ヴィトンさんから「こっち見んな」の声が聞こえてきそう。
構わず見まくります(笑)
悩みは素材と方法です。
近い革、新しい革で作業した時に、「それはヴィトンと言えるのか」
どこまでの違和感までが許容範囲なのか、
つい半年前までカギを開けたり取付したり、カギ職人メインでやってきた自分の
未熟な発想を頭の中でフル回転で広げていきます。
ハッ!
フムフム・・・・・・・・・・・・フム。
違和感を最小限にする方法と手順が見えた~~!
方針決定~あとは技術の問題です。。(´・ω・`)
仕上がればほとんど見えない部分の、既存の革を転用します。
同じ年月を過ごしてきた同じ財布の革なら違和感は最小限なはず!
移植手術ですね~。
↑ここ使います。
つまり一時的にこのヴィトンは4枚おろしになります。
↑外した部分は代用の革でやり変えてます(写真上)
既存の革を加工して表面外周に使います(写真下)
そして縫い合わせるて馴染ませると~
完了~!
馴染みが半端ないです(^^♪
あと見えなくなりましたが既存のボロボロになって縫う部分が消失した
部分。上から重ねた革との接着だけでは不安なので
延長加工して縫いもきっちり効かせています~(‘ω’)ノ
あとはステッチと仕上げじゃ~(=゚ω゚)ノ
続く。。
アグ(UGG) 破れ 縫い修理
今回はアグの縫い修理です。
こんな感じに裂けてくる事がよくありますね。
こんなんも直ります~(^^)
外に革を当てて補修する場合もありますが、
不自然なので出来るだけ革をたぐり寄せて縫う方法で修理します。
ぱっと見分からなければそれで良し!
革あてしたらすぐ修理したって分かりますからね~
なので、せっせと手縫い仕上げです(*^^)v
左足のみ作業、今回の大きさの穴で¥2000 になります。
クリーニングに続くアグの2大修理の一つでした~。
ご依頼ありがとうございました~。
1/11追加 仕上げの際に反対のくるぶし内側も破れているのを発見
(受付時わかりませんでした。すいません(/_;))
したので持ち主様に確認後追加作業させてもらいました。
はい!完了~(^^)/
こちらも¥2000になりますが
ポイントで100円引かせていただき¥1900 でした。
ありがとうございました~(‘ω’)ノ
ゴルフバッグ 修理 内側破れ 手縫い!
今回はゴルフバッグの修理です。
前回スーツケースの縫い修理で来店のリピート様です。
中のナイロン生地が破れて広がってます。
指がすっぽり穴から出るくらいの穴です。
う~ん、これはバラせないし。。何かできるかな・・・。
少しゴルフバッグとにらみ合い、革で挟み込むことは出来そうだという事になりました。
ただ結構おおきい革を使うのと革がめくれない様に手縫いになるので
金額はお高くなります~。
でも、このバッグはいただきものなので直るなら直して使いたいということでした。
では、きっちり作業させてもらいますね~(^_^)/
革をたっぷりと、上からナイロン生地の破れより10センチくらい下まで覆って接着します。
裏面も同じようにして挟み込みます。
仕切り上部は固い固い芯がはいっています。
出来るだけ上じゃないと上手く縫えないので
芯が無くなった位置を革の上部に設定しました。
接着するだけでもスペースなさすぎてテクニックが要ります!
狭い!手が太い!のダブルで難易度が上がってます。
手が太いのは、自分サイドの問題ですが。。。(/_;)
挟み込んだ革の上部を横にどんどん縫っていきます!
分かりずらいですが、完了で~す。
クラブを入れる時引っかかってた部分を全部革で補強しました。
かなり頑丈になったはずです(‘ω’)ノ
今回の革当て手縫い修理は¥6000 いただきました。
初めてでしたが、かなりいい感じに出来たと思います~。
大きいものでもチャレンジしますんで、持ってきてくださいね~!
ご依頼ありがとうございました~!
リュックサック止め金具交換
今回はリュックの金具加工交換です。
重さに耐えきれなくなった金具の片方に大きい穴が開いています。
同じようにつけても、また再発するので、デザイン損なわずにパワーアップする修理方法を考えます。。
穴が大きすぎなので中に芯を入れ、茶色の革で挟み込む事にしました(*’▽’)
そして縫います~
↑左のベルトは元々ついてるもので、それに合わせたデザインにしています。
↑裏表の革当て完了~。あとは金具取付です。
完成~!
構造上、ボタン1個では不安だったので茶革を大きめに作ってます。
ボタン1個Verで荷物いっぱい入れて試してみたらやはりすぐ外れたのでOUT~~( ;∀;)
ボタン2個でようやく荷物入れても大丈夫な強度になりました~!
今回は¥2000です。(安ッ!)
受付時にボタン1個交換料金で提示して受付ましたが。。見積もりが甘かった感じです。。
あとから、もうちょっと追加で金額かかります~。。とか性格上いやなんですよね~
なので今回かなりサービス料金です~(´・ω・`)
ご依頼ありがとうございました~!
靴の中の糸が痛いので。。②
今回は履いたらかかとが痛いとの事でした。
靴の中をのぞくと、、やはり糸の重なっている部分でした。。
この靴の場合、糸を切って、、というのはまずいので
革当て修理をしていきます。
かかと部分を囲うようにぐるりと革を巻いて、縫っていきます。
縫いの上部に余分な革が残ると、それがめくれてまた違和感につながるのでギリギリを縫っていきます。
完成~(^^)/
かかとの糸の上によ~く見ると小さい針孔がありますね~。
これが今回の縫い作業でできた縫い跡です。
ほとんどわからないでしょ?
痛くて履けないより全然ましですよね!
持ち主さまに履いていただいたら、痛くなくなった~ということで、ホッとしました(^^♪
革当て補修 1800円です!
ご依頼ありがとうございました!
革のバッグ 破れ修理
今回は肩紐根元のやぶれ修理です。
左右とも同じ、荷重によっての破れです。パックリ穴開いてます。。
裏面の図
縫い目補強だけ。。完全に強度不足ですね~。
この構造で補強も無しの革1枚でもつはずありません。
革1枚で今までお疲れ様~~、( ;∀;)
楽にしてあげるからね~と修理開始!
・・といっても簡単な修理ですが。。
裏面に、張りのあるしっかりした、それでいてちゃんと曲がるくらいの厚みの革を(説明下手です。。)
縫い目の大きさに貼ります。
↑オモテ面に革の輪郭をあまり出したくないので、革の下端はあえてきっちり接着しないのがポイント( ..)φ
ガシガシ縫ったら完了~!!!
縫い目も全部そのままで、最初より強度100倍(!)になってますのでもう再発はありません。
次に修理あるとすれば今回そのままの(今のところダメージ無し)肩紐のねじれてるとこです。
強度が弱い方、弱い方にダメージは蓄積されます。
その時はまた倍返し(!)の修理でなんとかしますので~(^^)/
持ち手根元革当て 補強 ¥3500
ご依頼ありがとうございました~。
靴の中の糸が当たって痛いので・・
こういうモカシンタイプの靴の悩みで多いのが、靴の中の突起が痛い、違和感があるというもの。
痛い部分はたいてい糸の仕舞部分(縫いの終わり部分)です。
ロー引きの太い糸で縫い合わせているので、最後の仕舞部分で糸がどうしても重なって痛くなります。
なので、、
↑縫いをほどいて、
↑糸の重なりを削除!!(キレイに写真撮れません。。)
ほどいた糸は本体革2枚の間で結んで、隠します。(写真は結んだ糸を写真でみやすいように出しています。)
持ち主様は履いていてかなりストレスだったようですが、
作業後はすっきり履けるようになったようです。 😉
作業代金¥1000
糸は切らずに革当てなどになる場合もあり、靴の構造みての作業、料金提示になります。
ご相談&ご利用ありがとうございました~!