ルイヴィトン 小銭入れ 革、ステッチ修理 メンテナンス②

 

続きです(‘ω’)ノ

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↑近い風合いの革でいけるかな~考えるの図

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↑前後左右からなめるように見回すの図

眺めていれば発想が湧いてくるもんです。

ヴィトンさんから「こっち見んな」の声が聞こえてきそう。

構わず見まくります(笑)

悩みは素材と方法です。

近い革、新しい革で作業した時に、「それはヴィトンと言えるのか」

どこまでの違和感までが許容範囲なのか、

つい半年前までカギを開けたり取付したり、カギ職人メインでやってきた自分の

未熟な発想を頭の中でフル回転で広げていきます。

 

ハッ!

フムフム・・・・・・・・・・・・フム。

違和感を最小限にする方法と手順が見えた~~!

方針決定~あとは技術の問題です。。(´・ω・`)

 

仕上がればほとんど見えない部分の、既存の革を転用します。

同じ年月を過ごしてきた同じ財布の革なら違和感は最小限なはず!

移植手術ですね~。

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 ↑ここ使います。

つまり一時的にこのヴィトンは4枚おろしになります。

 

 

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↑外した部分は代用の革でやり変えてます(写真上)

既存の革を加工して表面外周に使います(写真下)

そして縫い合わせるて馴染ませると~

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完了~!

馴染みが半端ないです(^^♪

あと見えなくなりましたが既存のボロボロになって縫う部分が消失した

部分。上から重ねた革との接着だけでは不安なので

延長加工して縫いもきっちり効かせています~(‘ω’)ノ

 

あとはステッチと仕上げじゃ~(=゚ω゚)ノ

 

続く。。

 

 

 

 

 

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