ディオール バッグ パイピング合皮劣化の為 再コーティング修理
今回はディオールのバッグ パイピング修理です。
ビフォーの全体像撮り忘れてますが、、こんな症状です。
触るとねたねた、削るとぽろぽろ。。
合皮の劣化の特徴です。。((+_+))
キレイなピンクのパイピングが劣化で剥離して下地がむき出しになっていってます。
ショップでは修理対応不可だったようです。
これ全部やり直すとしたら完全にバッグをばらさないと無理なんで。。
買い替えすすめられるのは当然ですね。
新品同様にする方が難しいですからね~(´・ω・`)
今回遠方からの来店でご相談いただき、このままだと使わないとの事なんで、
お任せいただき、修理してみる事になりました。
パイピング全部ばらすとかはしません!
。。。元に戻す自信ないんで(笑)
今回は合皮を全て取り除き、新たに上からコーティング剤を塗り重ねていきます!
色を調合するのですが、コーティング剤の色がうまく混ざってくれるかも大事なポイントです。
作業始め!
↑無理やり勢い付けましたが、、地味な作業が長々と続きます(/_;)
爪やら、爪楊枝やらでひたすら合皮を掻き出します~
もうやるしかない!ひたすら掃除掃除です。
↑様子を見ながらじっくり塗り進めるの図
重ね塗りで色を濃くしてきます!
↑半分とりあえず終了~どや!(*’▽’)
ある程度試してこの方法でイケル!と思ってからは一気に進めました。
バッグを開いて中に入り込む部分にもきっちり色を乗せていきます。
がさつな性格なのであまりマスキングテープは使いません。
テープを信頼しきって、そしてテープに裏切られる。。
剥がしたら「なんでやねん!」(笑)。。二度手間、三度手間になったりが多いので、最近あまり使わなくなってます。
そのかわり集中!!!して作業しています。
自分の目で見えるものしか信じない!ってな感じです~。
そんなこんなで完成です~(^^)/
どうでしょう?
触ってもサラサラしてていい感じです。
コーティングを塗り重ねているので強度もあるのが触って分かります。
今回のディオール 合皮劣化のパイピング コーティング修理は¥5000 でした~。
時間はひたすらかかりましたが。。
お客様には喜んでいただけました~
疲れも吹っ飛びますよ~(^^♪
ご依頼ありがとうございました~!