Posts Tagged ‘色補修’
ミシェルクラン(MICHEL KLEIN) 紳士靴 つま先補色修理
今回はミシェルクラン(MICHEL KLEIN) 紳士靴 つま先補色修理です。
パッと見たら黒い靴ですが
よく見たら、、少し紺色が見えてきます。
黒と紺のグラデーションがあるという事は塗装靴なので、
キレイにする為は同じように塗装をしていく必要があります~(^^)/
外側は黒、真ん中の方が紺のデザインです!
こういう場合下地に紺を塗り、仕上げで黒を塗っていきます~(^^♪
出来上がりがこちら!
↑はっ!爪に塗料がついたままや。。(;’∀’)
光の加減で紺の見え方が変わるデザインそのまま再現しています。
つま先だけの修理で受付しましたが、
気になったので全体的に軽く色補修はしておきました~(^^)/
ミシェルクラン つま先補色(グラデーション) ¥3980 でした~!
ご依頼ありがとうございました~!
プラダ カナパ 黒 全体染め直し+ロゴ部分色剥げ再生修理
今回はプラダ カナパ 黒 全体染め直し+ロゴ部分色剥げ再生修理です。
持ち手、開口部廻り、角 を中心に白くなってきています。
この部分の色補正と、プラダのロゴのスレも何とかして~という事だったので、、やってみます~(‘ω’)ノ
黒部分の色補修完了!
カナパの黒は染料が入らず作業不可のものもあります。
ただ、作業してみんと分からないのが染料のやっかいな部分です。。
さて、、ロゴ、、出来るかな(*_*;
この部分の為に(出来るか分からないけど)特殊な塗料取り寄せしました!
画像では白に見えますが、白では色が浮いて補修した感じ出まくります(@_@)
何色も混ぜて、丁度いい色を調色できたので、出来るとこはどんどん塗っていきます。
変に完璧に塗ろうとすると、多分、、「偽物っぽく見えてくる」可能性があるので、、
その辺はバランス考えて「自然な修理」を心掛けています。
そして~完成~(^^)/
ロゴの色補修は初めてでしたが、色、質感、定着ともバッチリ出来たと思います(*^。^*)
ただ、他のバッグでも対応可能かといわれると、はっきりとまだお答えできません!
プラダ カナパ 黒 クリーニング+染め直し+ロゴ再生修理 ¥16800 でした~(^^)/
長崎からのご依頼ありがとうございました~!
エルメスのガーデンも追加でご依頼ありがとうございました~(^^♪
ゴッシュ(gosh) ウェッジサンダル 色擦れの為 染め直し修理
今回はゴッシュ(gosh) ウェッジサンダル 色擦れの為 染め直し修理 です。
色擦れのため、サンダルがくたびれて見えますね(´・ω・`)
ターコイズブルーという感じかな?
合う色を調色して全体の染め直ししていきます。
↑染め始めの図 今回使う塗料は汚れを隠すためには、
薄い色を何度も重ね塗りする必要があります。
時間はかかりますが、そのかわり透明感がかなり出る塗料です(‘ω’)ノ
何度も何度も色を重ねて~
仕上がったのがこちら!
わざとらしくない範囲でキレイに仕上がりました~(^^♪
網目部分は色の塗り過ぎに注意して施工しています。
キズが隠れたらいいってもんじゃなく、
自然な感じに、”塗った感”がないバランスをいつも心掛けています。
ゴッシュ(gosh) ウェッジサンダル 全体染め直し修理 ¥3980 でした~。
ご依頼ありがとうございました~!
ルイヴィトン バッグ ヌメ革部分 クリーニング&色補修
今回はルイヴィトン バッグのヌメ革クリーニング&色補修です。
基本的にヌメ革はクリーニング出来ません。
シミになる可能性が高いからです。
ただ、クリーニングする時があります。
それは、どういう時か。。
水シミが出来るリスクを選んでも落としたい汚れがある時です!!
ヌメ革にインクが付いてしまったという事です。
反対側にはスリキズや水シミがあります。
普通は色補修になるのですが、重ね塗りしたらヌメ革感がなくなりやすくなります。
これは、厚塗りすればするほど革本来の凹凸がなくなってツルツルになってしまうからです。
厚塗りなんて誰でもできるので、カギしっぽ工房では、なるべく色を薄くしてから色補修に進むわけです。
もちろんクリーニングしたらインクも取れて、シミも付かなかった~(^^)/という事ならそれで済みます!
新たにシミができても、インクが薄くなれば薄塗りで対応できるんです!
そして作業完了したのがこちら!
どっちがウラか表か分かりませんが、
ここらへんにインク付いてた・・というのが分からなければそれで良し!
薄塗りでインクの痕跡はなくなりましたよ~(^^♪
ルイヴィトン ヌメ革部分クリーニング+補色作業 ¥9000 でした~(^^)/
遠方からの郵送でのご依頼でした。
ありがとうございました~!
デュポン ブリーフケース 革のキズ補修+持ち手芯交換
今回はデュポン ブリーフケース 革のキズ補修+持ち手芯交換です。
張りのある革に型押しのキズがあります。
これをなんとか・・出来るのか??
う~ん。。
革の質がキレイすぎるので上手く隠せるか。。
やってみないとわからんです~(゚Д゚;)
このキズ以外にも革が擦れて変色している部分とかもあるので
今回選んだ方法はパテでキズを埋めて、全体染め直しで一体感を出す方法にします~!
↑パテ埋めの図。凹凸が残ると最後に陰影が浮いてくるので、ココ一番重要なポイントです!(‘ω’)ノ
あとは色を重ねていきます~!そして出来たのがこちら!
さくっと紹介しますが、めちゃ時間かかってます~
そんなことはさておき、まあ、よく出来た方。。かな(^^
重ね塗りをすればするほど、気泡やほこりの付着は避けがたいものなんで
お客様にも事前に了解を得て作業しました。
近くでよ~く見ると少し気泡が、、やっぱり出来てしまいました。。
まだまだ未熟です。
「なんとかならんもんかな~」、、この言葉。
いろんな修理をいつも同時に抱えているので
この言葉が頭の中で、毎日毎日グルグルぐるぐるしています。。(@_@)
次は持ち手です!
持ち手は革をめくって芯のみ交換していきます。
この芯材・・無かったので色々探して、ようやく見つけ購入しました!
デカ過ぎ!(笑)
余裕で持ち手100個以上作れるこの大きさ!
でもこの単位でしか買えないから仕方ありません(;´∀`)
ここ、見えなくなる素材ですがこだわるのは色々な理由があります。
修理代金抑えるために芯だけ交換するのですが、まずこの持ち手のデザインが
独特で全く同じ寸法で作らないと、既存の革が使えなくなるという事。
弾力、強度、触感、など他にも色々ありますが、まあ同じ材料使えばいらん心配事がなくなるからです~(^^)/
だからと言ってこの大きさ買うかってトコですが。。( ;∀;)
まっ投資投資♪
はい!出来たら革巻いて、縫って、カバンに取付で終了です~(^^)/
長くなりましたが
デュポン ブリーフケース 革のキズ補修+持ち手芯交換の紹介でした~
ハンドル芯交換 ¥5500
キズ隠し含む全体染め直し ¥10500 でした。
遠方から郵送でのご依頼、ありがとうございました~(^^)/
イブサンローラン 財布 メンテナンス(色補修、ステッチ)
今回はイブサンローランの財布 メンテナンス(色補修、ステッチ)です。
裂けが1カ所と
全体的に擦れて色が薄くなってきているので染め直しをします。
思い出の品だという事で慎重に作業します!
キレイに直しますからね~(‘ω’)ノ
・・・・・
はい、こんな感じです~
裂けた部分は裏に補強テープを仕込んで縫い付けることで
強度アップさせてます~(^^)
大事な財布やけどお任せします~!・・なるべく安めで。。
という事でご依頼いただきました。
信頼していただけるのは嬉しいかぎりです(^^♪
ご期待に沿えた修理、出来たかな??